2003年10月の日記 その2

2003年10月25日 くらうど ライブだ!
今週の土曜日もライブです。
今日は私がキーボードで参加しているくらうどというバンドのライブ。
何と初ライブしてから一年ぶり!!
長かったような、短かったような。
ほんま何をやってたんでしょう?今まで。
おまけに今回はネストサルーンという、知る人ぞ知るという
なかなかシブーい所でやらさせてもらうのだ。

朝から最後の音チェックで練習(最後の悪あがきという声もあるが・・・。)です。

会場は喫茶店風の建物から地下へ下がった所なんですが、
うわーー、地下室みたい。
少し暗いんですけど、それがまたいい感じです。
ご一緒する、うれしょんずさん、今回のイベントの企画者のAimiさんは
もうすでに来てらっしゃって、「よろしくお願いしまーす。」と挨拶。

Aimiさんはボーカル・ギターと、ギターの二人組みなんだけど、
ギターの男の方が小松君のお師匠さんだそう。
うれしょんずさんもギターの方も小松君と同じく生徒さんで。

Aimiさんのリハが終わり、セッションの曲のリハに。
うれしょんずのキーボードの方と2曲あるうちのどっちをするか相談し、
私がやってない方を彼にやってもらう事に。
やったぁ。本当すんません。
適当に自分のパートを演奏し、リハ終了。
ギターの両方は、「本番いつソロ振られるやわかれへんわ」と少し緊張の模様。

リハも終わり、隣のフレッシュネスバーガーで、
想像を絶する量のオニオンリングを一人完食し、
後は本番を待つのみ。
そろそろお客さんも入り始めました。
私たちも中に入り、いよいよ、本番!イキマスカ。
くらうどが一番です!!

私は本番まではめちゃめちゃ緊張しまくるのだけど、
ステージに立つ時はこれが全然しないのよねぇ。
本当豹変します。
後、自分の音が聞こえないとか、聞こえすぎるとか、段々緊張してくる事はよくありますが。

今回は5曲で、オリジナル3曲とコピー2曲。
私が大好きなPSY・Sの「薔薇とノンフィクション」で華々しくがツーんとまず1発。
そして、秋な感じのブルージーな小松君とhitohito君の曲「小松でギター(仮題)」。
本番の時にちゃんとしたタイトルを言ってたと思うが、秋のナントカ、・・・?
聞き取れんかった。だって、ずっとずっと「小松でギター」って言うてたもん。
最後の私のソロも良い感じに決まり、いい感じやねぇと曲も終わり、
岡田君の二十いくつの時かの恋のエピソードをモチーフにした曲「この海を越えて」。

ファンキーなノリの、そのまんま「ファンキーなの大好き」という曲、
そしてラストの曲を告げるMC。
この段階で、時計を見ると7時20分。は、はやぇ、20分!飛ばしすぎだぜ。
ちなみに予定持ち時間は40分。そして私の曲、「SORA」で無事終了。
ゆっくりいこうね〜ってはずが、もう飛ばしまくり。
本当練習はいっぱいしたけど、本番ってあっという間やねんな。
まぁ、その分セッションの時間が多く取れるから良いか。

そして、うれしょんずさんです。
アラニス・モリセットや、シェリル・クロウ、ミッシェル・ブランチあたりの
元気の良い女性の曲を演奏されていました。
ボーカルのマスダさんは、リハではショートだったんですが
本番ではロングのウェーブのヅラをつけての登場。

バラードでは、何か霧が出てくるような目の前にある物を包みこむようなそういう音が印象的でした。
そして、何よりマスダさん、歌ってるだけでも見ている人をひきつけます。
バンド全体でもどこかのバンドとは違って曲調も音の感じもちゃんと揃っている。
曲も知っているのが多いので、皆一緒になって歌えるしね。

そして、Aimiさん。
二人ぴったり息の合った、でもゆるい間も残しながらの演奏。
流れるようなギターの音がもうとても気持ちがいい。
そして、ボーカルのミトさんの声がとってもちょっぴりハスキーで良い。
息を呑んで私見ておりました。
すごい綺麗なお姉さんで良い声なんだけど、しゃべりはぶっちゃけトーク。
そのギャップも面白い。
何でも広沢選手の一つ下だそうで。
えええっ!!そんな風には見えない・・・。
また1ファンとして次のライブ見たいな〜〜。

最後はセッションです!!
エリック・クラプトンの「Sunshine Of Your Love」と、
Rolling Stonesの「Tumbling Dice」の二曲です!
ギターの方はソロ回しがあったのですが堪能したでしょうか。
私も出番の時は、ここぞと弾きまくり、降番ではお客さんと一緒になって盛り上がりました。

本当無事終わって良かったですね。

そして、居酒屋で打ち上げをし、私今日は体調があまり良くなくてビールも一杯だけで、
でもそのかわり、たこわさびを、もううめーっ、て感じで一人で独占し、
熱い音楽談義で盛り上がって、
長い長い一日、そして先週のライブからの音楽三昧の日々に一区切りがつくのでした。
ライブに一緒に参加した皆さん、ライブに来てくれた皆さん、応援してくれた皆さん、
そして、私がこんな幸せな事が出来るのは皆さんのおかげ、ほんまありがとうございました。

帰りくらうどは石切で解散。
車の方ほんまお疲れ。
大変やったけどまた次につなげていきたいなと思います。
2003年10月22日
今日の夜はセルフサービスのうどん屋でねぎうどん+かきあげ天、ちくわ天でした。
最近こういう、セルフサービスのうどん屋さんってあちこちにできてきましたね。
何か天ぷらとか小鉢を取って、カウンターでうどんを注文して、
レジで精算して、横のお茶コーナー、トッピングコーナーで天かすとか入れてって流れが学食みたい。
私の家でうどん食べるって言ったら、うどんに天ぷら屋さんで
買ってきたかきあげ天とかなす天とかいっぱいのせるのです。
皆さんもおそらくそうでしょう。
だからすごくこういう店は嬉しいですね。
うどんもコシがあるし、だしもまあまあかな。
味自体はいつも行く某駅そばの方が美味しいかも。
あ、もちろん家で作るだしが一番うまいけどね。
うちの家のだしはちょっと甘めなんです。
あげも甘めなんです。
もちろん全部飲み干せます。

こういう店は好きなのでたぶん私いろいろ行きまくるでしょうね。
もちろんちょっと高めのうどん屋さんも大好きだよ。

しかし、こういろいろ出来てくるとやっぱり淘汰される店もあるのだろうねぇ。
仕事場の近所にも同じようなセルフサービスのうどん屋さんが最近できたのだけど、
そこはイマイチ・・・いや二度と行かない!でした。
天ぷらはかちかち、おにぎりはいかにも型で作りましたって感じで米がパサパサ、
そして何を差し置いても、うどんが少ない!!これはいけません。
大盛りで他の店の普通の量。
並を注文した私は量の少なさにすごくさびしい気持ちになりました。
店もスペースは広いのだけど、すごく無駄があるし、店員さんがやたら多い。
せめてうどんの量を増やして欲しいなぁ。

そんな訳でうどんの話でした。

2003年10月18日 K.A.OのG&Keyとしてトウベロフェスタ参加
今日は滋賀県のロクハ公園の野外ステージを借りて、
6バンドが集まって演奏&BBQなど、音楽を野外で楽しむイベントに参加してきました。
主催者のバンド「東京ベロ毒素」さんからこのお話を頂いてから、
すごくすごく楽しみにしていたこのイベント。
結果から言うととても楽しくて、演奏の出来とかそんなん吹っ飛んでしまう位イベントを楽しむ事ができて、
ほんと皆さんありがとう&お疲れさんでした。
「大人の学園祭」でしたね!!

5時45分起き。何とか起きられました。
9時までに会場に行かないといけないので、
朝7時半位にベース&サックスのりゃん君に家まで来てもらって機材積み。
りゃん君ほんまご苦労様です。いつもすまんねぇ。
今日はギターとキーボード両方するから、何やらかんやら、
機材の量が多いのよ。
1時間もかからんうちに会場に着き、集合場所に着く。
ご一緒するバンドの皆さんに「よろしくお願いしマース。」とご挨拶して、
会場になじむためあちこちをうろうろとしてると、
だんだんこのイベントどない感じになるんやろ?とすごく楽しみになってきました。
もうすでに物販コーナーではTシャツやアルコールが。
もう皆さん飲んではります。
早速Tシャツとスミノフを買いました。スミノフうめー.

ほんま天高く、馬肥ゆる秋という言葉にふさわしく、本当雲ひとつない、空の高い、秋晴れ。
寒いかな・・・って思ってたんですが、太陽があっつい、あっつい。
おやつにチョコレートを持ってきたんですが、失敗でした。

今回の会場ロクハ公園は、普通の住宅街の奥にあって、
ほんま住宅街の奥に突然公園があります!という感じで、
アクセスもそんな良い訳ではなく(迷った人続出)、あまり有名ではないのですが、
本当自然がいっぱいで、静かな所でした。
ちなみにロクハとは緑波と書くらしく、池に山の影が映り、
緑色に見えるという所からきているそう。

さてはて、リハ開始。
へ〜こんな感じかぁとかいろんなバンドさんの印象とか私の中でまとめている間に
もう自分のバンドのリハが来てしまいました。

ギター&キーボードそれぞれのセッティングをしなければいけなかったり、
ホーンがある&ボーカルがころころ変わる&サックスのソロがあるなどにより、
それぞれにサウンドチェックしないといけないので、PAさん泣かせなんです。
ギターも始めてなのでアンプのセッティングとかできてるやろか・・・
ギター弾きながら、ああ、音ばらばらでギター浮いてるなぁと
冷や汗かいたりなんかして。
(後日談:ご一緒したバンドさんのとある人はホーンのチューニングする音を聞いて、
学校の放課後を思い出したそう。部活でブラバンとか練習してるでしょ?
あれを思い出さはったんかなぁ。なつかしさでいっぱいやったんだろうねぇ。)

何とかリハを終え、本番までグダグダとする。
今回叩きながら歌う事に初挑戦のドラムのおーちゃんは歌詞のカンペ
(ちゃんと下敷きみたいなシートを作ってきていた!)を見ながら必死に悪あがき(?)。
私も人の事言えません、ギター練習しまくってました。
もうすぐママになるトランペットのなんちさんは、お弁当作ってきてお昼タイム。

本番前の悪あがき
本番前のあがきに忙しい?左からおーちゃん、くみちゃん

お客さんも集まり始め、「頑張ってねー。」と言われて、嬉しいねんけど、
ますます緊張してきて、ピークに。

そろそろイベントが始まります。司会の森田さん&そのお友達が出てきました。
最初は弾き語りの伊丹さん・・・リハの時に「スナックで歌っているようなエコーをかけてくれ。」と
皆の笑いを買っていました。

そして、らぶはね、改めイングヴェイ・まるむし商店さん。
この方の選曲はおじさん達(と言っては非常に失礼ですが。)
のツボをつきまくってました。
ドゥービー・ブラザーズ「トレイン・ランニング」とか、VAN HELEN「PANAMA」とか、
プリティーウーマンとか、最後の「ギリギリチョップ」。
ああ、青春!、ロックの王道!という感じだったのでは。
私も曲知ってるから、舞台の横らへんで一緒になって楽しみました。

イングヴェイ・まるむし商店さん
イングヴェイ・まるむし商店さん

そして、われらがK.A.O。
マダムがボーカルの「古い日記」からスタートして、
「ひと夏の経験」と「海のトリトン」と「必殺仕事人」を合体させた
「ひと夏のトリトン、必殺仕事人」でウケを狙い、
サックスとキーボードが中心となったスクエアの「FORGOTTEN SAGA」でさわやかな秋風を吹かし、
「セサミストリート」をこなし、再びギターを持って「サンライズ」でもっかい盛り上げ、
ラストのオリジナル曲「スカンピン・カラマワリ・カッポレ団十郎」でシメ。
途中、ドラムが曲順をすっとばしたり、ラストの曲途中で私のギターの弦が切れるという
ハプニングもありましたが、本当あっという間に終わってしまいました。
あんだけ練習しまくったのに、本番ってほんまちょっとなんよねぇ。
いっつもやる度に思うのですが。

いろいろ片付けをしながら 次のNIXさんの演奏を聞きました。
熱いストレートなビートロックで、聞いててじーんとなりました。
ライブになれてはるのか、演奏もビジュアルもやっぱり格好いい。
私お会いするまではちょっと怖い人やと思ってたんですが、
全然そんな事なくて、ボーカルの人のMCで
「さっき食べた、シチュー、すいとん・・・いやそんな事言ったら作った人に失礼か、
あれが腹にたまってたまって苦しい」
というのを聞いて爆笑してしまいました。
すごく気さくな方でした。

NIXさん
NIXさん

当日ステージの他にバーベキューできるスペースも確保していて。
前記のらぶはねさんを中心にバーベキューも行いました。
そしてバンドのメンバーさんのご家族さんからの差し入れのカレー、
司会の森田さんからのシチュー、お客さんからの肉の差し入れもありました。
ほんま、皆さんいろいろとありがとうございます。
少しいただこうと思ったら、・・・りゃん!ブルーシートで寝てる・・・。
まぁ、朝早くからお疲れでしょうから、そのまま起こさないでおこっ。

次は主催者の東京ベロ毒素さん。
いつも暗いライブハウスで観ているせいか、太陽がさんさんと照る中でのステージは
いつもより怪しさは少なめ・・な感じ。
この時から時間がかなり押しているせいで、大分短めにやらはったんで、
ちょっと堪能できなくて残念だったんですが。
薔薇の鎖、モンスター、タイムゾーンとか、オリジナル「モグーンのテーマ」とか、
歌謡っぽいのを思いっきりロックな音でされてました。
最後は、何?「皆さんご一緒に歌ってください。」と「プルーン帝国のテーマ」のアカペラで終了。
ちょっと待って「プルーン帝国のテーマ」って何だ?
歌詞は普通だがよく考えると何か政治色が強い。
「川を渡るな そこが聖地」その川ってどこの川だ?
打ち上げの時に聞いたが、かなり深い意味があるらしい。
案の上一般のお客さんはかなりヒいたみたいです。
でも、終わった途端物販コーナーへ走っていって彼らのTシャツを購入した人もいたみたい。
次はライブハウスで観てみたいなぁ。
もう、逃げられないぞぉっていう緊迫感での彼らのステージが好きなんです。

東京ベロ毒素さん
東京ベロ毒素さん

そして信長書房さん。
この時、お客さんが帰らはるんで駐車場まで送って行ったりで、
あまり演奏は観られてないんだけど、駐車場でタトゥーが聞こえてきたのにはびっくりした。
まさかタトゥーやるとは思わなかったです。
全員白い宇宙服みたいな服を着て、何かDEVOっぽい所もあり、
他の皆さんとはまた全然違う味を持ったバンドさんでした。

信長書房さん
信長書房さん

そしてラストのCosmicflagさん。今回PAを担当してくれはった鵜飼さんのバンドです。
バーベキューとかのいろいろな片付けをしながらだったんで、
演奏を遠くから見ていたんですが、
全員アフロのヅラをかぶり、ファンキーなサウンドを聞かせてくれました。
ボーカルの人、ダンスうまかったなぁ。
ギターのシャキシャキなカッティングも決まってたし、格好いい〜〜。
いいなぁ、シャキシャキファンクできるなんて。

Cosmicflagさん
Cosmicflagさん

そして、最後に主催者の東京ベロ毒素さんのバンドマスターことベロマスターさんから
終了の挨拶があり、イベント終了。
皆さん本当お疲れ様でした。

そして、17:00完全撤収なんで、ゴミ拾いと、機材撤収をしたんですが、早かったですねぇ。
何か一生懸命準備したのに、片付けはあっという間なんて少しさびしかったです。


バーベキュー中  お片づけ中  完全撤収目前
ああ、楽しかったイベント。撤収は本当あっという間ねぇ・・・

その後、バンドとしても「お疲れ様〜」とシメました。
これから翌日の本番のゲネのあるメンバー、妊婦さん、用事のあるメンバーもいて、
全員打ち上げに参加できなかったんですが、その後の打ち上げがおもろかったんやって!!

某居酒屋で打ち上げやったんですが、もう、何やらかんやらワーワー、大合唱。
先ほど書いた東京ベロ毒素さんの「プルーン帝国のテーマ」を大合唱。
飲みまくり、食べまくり、しゃべりまくりのとても楽しい二時間でした。

そして、打ち上げ終了後もその興奮はおさまらず、瀬田駅で歌っていたお兄さんにからみ、
一緒に「いちご白書」を大合唱。
一緒に記念写真も撮ってしまいました。
お兄さん、ほんまごめんねぇ。酔っ払いのおっちゃん、ねぇちゃんばっかりで。
そして、物販で売っていたTシャツを着た人達でおそろいで記念撮影。
皆男の友情でそれぞれ抱き合い、とりあえず、ここで打ち上げはシメという事でした。

私達K.A.Oのメンバーはこれで帰ったのですが、ほんまお疲れ様でした。
(後日談:この後、スタジオで機材の片付けもあったのですが、
またそのスタジオで朝までセッション大会 やってたみたいです。皆さん体力あるねぇ・・・。)

またこういう企画があれば参加したいなあ。
でも「あと一年はやりたくない。」ととある人。大変やったもんねぇ。
ご苦労さまです。
とにかくこのイベントをいい思い出にしたいですね。

to Top Page