「馬単」は正確には「馬番連勝単式」という名前で1着になる馬と2着になる馬を順番通りに当てる馬券のこと。従来から発売されている「馬連」は「馬番連勝複式」と言って、1着と2着に入る馬を当てるだけで、順番までは関係なかった。
という事は、馬単は組み合わせの数が馬連のちょうど2倍となるので、当然ながら好配当が期待できる。ここでは例として2002年のダービーを扱う。
| 5/26 東京10R 日本ダービー(G1) 芝2400 曇・良 | ||||||||
| 着順 | 馬 | 馬名 | 父 | 性齢 | 斤 | 騎手 | 人 | 着差 |
| 1 | 3 | タニノギムレット | ブライアンズタイム | 牡3 | 57 | 武豊 | 1 | 2.26.2 |
| 2 | 11 | シンボリクリスエス | KrisS. | 牡3 | 57 | 岡部 | 3 | 1 |
| 3 | 8 | マチカネアカツキ | サンデーサイレンス | 牡3 | 57 | デザーモ | 6 | アタマ |
| 単勝260円 | 馬連870円 | |||||||
この場合、タニノギムレットとシンボリクリスエスの組み合わせを買うなら馬連3-11だけを買っていれば的中していたわけである。ところがこれをもし馬単で買おうとすると、3-11と11-3という2通りの買い方が存在する。つまり「1着タニノギムレット、2着シンボリクリスエス」と「1着シンボリクリスエス、2着タニノギムレット」の2つのケースは別々の物として見なされるのだ(馬連ならどちらになろうが3-11を買っていれば的中)。という事はもし馬単で3-11を買わずに11-3だけを持っていたとすればそれは的中した事にならないのだ。
18頭立てで行われた今年のダービーでは馬連の買い方は153(=18×17÷2)通り存在した。しかし馬単だと306(=18×17)通り存在する事になる。
「3連複」は1着から3着に入る馬を当てる馬券で、その順番は問わない。つまりこれまでの1,2着を当てていた馬連の3着まで当てるヴァージョンと考えれば良い。ここでも2002年のダービーを例に説明をする。
| 5/26 東京10R 日本ダービー(G1) 芝2400 曇・良 | ||||||||
| 着順 | 馬 | 馬名 | 父 | 性齢 | 斤 | 騎手 | 人 | 着差 |
| 1 | 3 | タニノギムレット | ブライアンズタイム | 牡3 | 57 | 武豊 | 1 | 2.26.2 |
| 2 | 11 | シンボリクリスエス | KrisS. | 牡3 | 57 | 岡部 | 3 | 1 |
| 3 | 8 | マチカネアカツキ | サンデーサイレンス | 牡3 | 57 | デザーモ | 6 | アタマ |
| 単勝260円 | 馬連870円 | |||||||
この場合、3連複の結果は「3-8-11」となる。つまり3連複は順番を問わないので3着以内に入った馬3頭全ての馬を買っていさえすれば良い。つまり「3-8-11」という3連複を買っていれば結果が「1着がシンボリ、2着マチカネ、3着タニノ」であろうが「1着マチカネ、2着シンボリ、3着タニノ」であろうが的中になる。
18頭立てで行われた2002年のダービーは816(=18×17×16÷6)通りの買い方が存在する事になる。