「今日は私の宝物をご紹介しましょう。えー、将棋の駒。何のへんてつもないように見えますけど実はここに血痕が付いてるんです。えー、それから数式の書かれたメモ用紙。ファルコンの定理といってまだ誰も解いた人のいない大変難しい数式なんです。まだまだあります、エキサイト君のキーホルダー、壊れたカスタネット、そして古くなったりんご。どれも私が扱った事件の証拠品です。そう、宝物なんて物は本人にとっては大事でも他の人から見れば何の価値もなかったりするんです。こんながらくたでもですね、えー、私には大変大事な思い出が詰まってるんです。10万積まれたって人には渡せません。100万だって、、、えー。100万ならちょっと考えます。」
古美術商の春峯堂の主人と錦織美術館の館長永井薫は、人間国宝の川北百漢に呼び出された。百漢は錦織美術館で公開される予定の慶長の壷は春峯堂の主人を陥れるために自分が作った贋作だという。春峯堂の主人と永井は百漢を殺害し、物取りの犯行に見せるのだが・・・。
古畑シリーズをより楽しく見るためのポイント。
錦織美術館の館長永井役の角野卓造氏は三谷幸喜作品の舞台に数多く出演している。
この回、古畑は現場に小石川ちなみの結婚式会場から駆けつける。お土産のバームクーヘンを向島くんにプレゼントし、何か歌ったか、と聞いた今泉に古畑は「サントワマミー」を歌ったと答える。ちなみに「サントワマミー」は中浦たか子が事件の時にラジオ番組で流していた曲でもある。