「新しい機械を買ったときには必ず説明書を読んで下さい。少なくとも3回。箱から出す前と、セットした後と、寝る前に。一晩置くのがポイントです。気を付けなければならないのは外国製の機械で・・・。」
歌舞伎役者の6代目中村右近は車で老婆をひき殺してしまい、それを見ていたガードマンの野崎には口止め料を渡す。しかし数日後、野崎は耐えられなくなり、楽屋で右近に「自分は警察に行く。」といったことから、引き留めようとした右近は無理矢理野崎を押し倒すが、野崎がテーブルの角で頭を打ち、死んでしまう。右近はその日の舞台の終了後、人気のない舞台に上がり、野崎が転落死したように見せかけるが・・・。
古畑シリーズをより楽しく見るためのポイント。
古畑シリーズで欠かせないサブキャラクターである向島音吉巡査。彼が表に出てくるのは第2シリーズだが、この回から登場していた。ほとんど登場シーンがないにも関わらず、エンディングの字幕ではきちんと役名まで出ている。
この作品中、印象に残る名言が2つ。1つが古畑の世の中であてにならないものとしてあげた「年寄りの自慢話、通信販売の売り文句、犯行現場の壊れた時計」。もう一つが右近の「堪忍袋の緒をゆるめますよ。」