柳々堂小史

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    明治27年頃創業。 初代立田幾次郎は、本の好きな人物だったらしく 
    病弱だったこともあり、他の商売をしたあと、本屋をはじめたそうです。 
    その後、兄・茂三郎が満州より帰国、後を継ぎました。

    3代目清は、四国で和田家二男として生まれました。
    大正8年大阪にでて「柳々堂」に勤め、昼は建築図書、雑誌の配達、
    夜は、商業学校夜間部やYMCA英語科にかよい勉学につとめました。
    昭和6年に、養子縁組となり、立田姓を名のりました。

    第2次世界大戦の大阪大空襲で、店も商品も全て失い 
    柳々堂 存亡の危機にあうことになりますが、             
    バラック建ての店で商売を再開させました

    4代目松原満佐子は、清の娘にあたり、現在は満佐子の娘・松村智子が代表を務めています。
    ここ西区は、昔より設計事務所が多く、建築家の方々とのおつき合いもでき
    取り扱う書籍も、自然と建築書が多くなってきたといわれています。
    現在では、親子二代に渡るお客様もいらっしゃいます。
    これだけ長い間、書店として商売をさせて頂いているのは、
    「柳々堂」を支えてくださった、お客様のお陰であると思います。
    これからも少しでも、お客様方の、お役に立つように努力していきますので
    どうぞよろしくお願いいたします。