![]() | 左図はある金属の表面をあらわしている。これにある光を当ててみよう。 |
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この現象は光を粒子と考えればうまく説明できる。つまり、粒子が金属中の電子に衝突する結果、電子が飛び出すものとするのである。左図は電子1個を飛び出させることのできる最も小さな振動数の光であるとする。
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こんどは、電子を飛び出させることができないほど小さな粒子を想定してみよう。光でいうと振動数が小さいものである。波長でいえば長い光である。可視光線で最も長い波長の光は赤い色に見える。もっと長くなれば赤外線と呼ばれる。
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![]() | 光電効果の実験を行うのに光電管と呼ばれる真空管がある。 |
![]() | 常に陽極に電子が集まるようにするには正の電位を与えておけばよいわけである。しかし、あえて陽極に負の電位を与えるとどうなるだろうか。 |
| さて、電子によっては負の電位は坂道の上の方に相当する。つまり、V0の負電位まで電流が流れていたとすると電子の運動エネルギーの最大値がこれによって決まる。電子の質量とか、速さがわかっていなくても運動エネルギーはエネルギー保存よりわかるのである。 |
| 上で考えたとおりである。陽極の電位と流れる電流は比例している。しかも、ある程度以上の電位では電流が一定となっている。負の電位に持って行ったとき、ある限界値を過ぎると電流が全く流れなくなっている。したがって、このときの電位が飛び出す電子の運動エネルギーに関係すると考えられる。 |
![]() | 実は電子が飛び出しやすい金属とそうでない金属がある。それは金属によって電子をはぎ取るエネルギーに差があることを意味している。ある金属で照射する光の振動数と飛び出す電子の運動エネルギーの関係を調べてみよう。 ν0が電子を飛び出させる光の最低振動数ということになる。この値を限界振動数という。波長でいえば限界波長という事になる。 |
![]() | 理解しやすくするために式を少し変形してやろう。 |
![]() | 電子というのは想像を絶するほど小さいものである。電子の運動エネルギーを扱うのにJという単位は大きすぎるのでよく電子ボルト[eV]が用いられる。 |
![]() | 光電効果が起こりやすいセシウム(Cs)という金属に黄色い光を照射したばあい、どれくらいの運動エネルギーを持った電子が飛び出すのか求めてみよう。Csの仕事関数は1.9[eV]である。 |
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