スーツとは 「肩で着るものであり、肩に乗せて着こなすものです。」
スーツとは本来「肩で着るもの」であり、骨格が異なる我々が欧州のスーツを着こなすには無理が多くあります。
たとえば、
- 首裏襟下に、『ツキ』ができる
- ウエストラインの補正により本来のパンツの型が壊れたまま着る
など
「日本人のための、世界に通じる日本の洋服を手軽に作りたい」この問いに対し、
当店では、ひとつの回答を形にしました。
バルコンオーダシステムです。
20代〜40代のお洒落を意識した 若きビジネスマンには「ス・ミズーラ」と表現すればお分かりいただけるように、自分の骨格に馴染むスーツを手軽に手に入れるシステムです。
日本では「分相応」という言葉はマイナスなイメージで語られることが多いようですが、しかし欧州では、これこそがエレガントの重要な要素とされています。
欧州では月収を越えるような価格のスーツを着ることを決してエレガントと認めていません。
そんなことをすれば、経済感覚の乏しい無責任な人間と見られてしまう危険さえあります。
矛盾するようですが質の劣る一見して安物なスーツを着る者は「育ち」が問われます。
特に、ビジネスやフォーマルの世界では顕著に評価されてしまいます。
私達は品質に「育ちの良さ」を感じさせ、価格的には若きビジネスマンにも相応するという、高いハードルを掲げた問題に対し、コストパフォーマンス(バランス)を考慮し、スマートなスーツを提供してまいります。
最後に・・・「良いスーツは肩に乗り、悪いスーツは背中に張り付く。」
これはディナー時によく表れるそうです。きちっと仕立てられたスーツだと、決して上着を脱ぐことなく、ナイフやフォークを巧みに操れる。逆の場合は肘から肩、背中が突っ張り、どうしても上着を脱ぎたくなります。
シャツ姿は下着姿だとする欧州で、スーツの仕立が限りなく問われるのも当然です。
スーツにおいて大切なのは、スーツが自然と肩に乗り、胸を張れるか否か、ということでもあります。
私達のスーツは、胸を張って着ていただけるものだと確信しています。
*作られたお客様の声 |