needs.jpg (7083 バイト)


21世紀のスポーツビジネス

(1)健康志向で子供からお年寄りまでスポーツ愛好家が増加
  文部省が進める地域スポーツクラブが定着し、スポーツは学校でなく、地域が中心となって行われる。そのために、地域のいろんな年齢の人たちが一緒になてスポーツを楽しむことが出来る。

(2)女性のスポーツ参加が増える
  世界的に女性のスポーツ参加が大きな流れとなっている。アメリカでは、スポーツ消費の30%が女性であるとされ、日本での女性の市場も拡大する。また、既婚男性のウエアやシューズは妻である女性の嗜好が大きく影響していると思われる。

(3)1人が複数のスポーツを楽しむ。
  先ほども登場した地域スポーツクラブの普及でスポーツを楽しむ文化ができあがる。スポーツライフの大きな流れとして、競技スポーツ
、健康スポーツ 、レクリエーションスポーツ の3つがあげられる。
  地域スポーツクラブでは、子供からお年寄りまで、いろんなスポーツを楽しむことを考えている。従来の1人1種目の考え方から1人複数種目のスポーツを楽しむ考え方に変わり、競技スポーツ市場も拡大すると考えられる。

(4)スポーツルールが市場を作る
  スポーツ用具はルールで厳しく規制されているが、これからのスポーツは選手にとってさらに公平になるよう、用具などのルールで規制される。
  ルールのために機能による差別化は難しくなり、すぐに同等の機能を持った商品が出てくる。その結果、企業の持つイメージが重視される。機能でなく企業イメージで購入されるようになる。

(5)グリーンスポーツの推進
  21世紀になると、スポーツ産業においても環境問題が重要になる。スポーツにおける環境の取り組みをグリーンスポーツといわれる。
  海外では、無駄なナイター照明は問題とされており、今後日本においても重要視差されるだろう。

2001/1/14


メインページへ戻る